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カンプ・ノウに中田がいる。だいぶ、活躍しています。 昨日行われた、バルサ対世界選抜の試合。「エイズ撲滅キャンペーン」の一環として、地元紙スポルトなどがスポンサーとして入り行われたチャリティーマッチである。 時期や規模の関係で、世界選抜側の面々は”それほど”といった印象。オーウェン、ダレッサンドロあたりが名を連ねてはいるが、ビッグネームはそれぐらい。GKにカンポス(メキシコ)がいることに、自分の目を疑う。 まぁ、チャリティーマッチなのでみんな流してるし、内容がどうのこうのなんて言わなくてもいいのだが、とりあえず・・・ 中田、やっぱあんたスゲェよ! (スポルト誌より→) この試合に召集された中田ヒデは、右サイドのMFとして先発出場。試合序盤から長短のパスを使って、しっかり起点になっている。前半18分には、ゴールをマーク。左サイドを突破したUche KALU(ウチェ・カル:ナイジェリア代表)からの低い折り返しを、右足ボレーでゴール左隅に突き刺す。 その後も2点目(or3点目?)にも絡む。結果は、4-3でバルサの勝利。中田はその後もサイドにボールを散らしたりと、その実力をしっかりと見せつけ、今日発行された新聞での評価は8(スポルト紙)。一位タイ。 と簡単に書いては見るものの、要はその事実が限りなくスゴイ。カンプ・ノウでロナウジーニョやデコをチェイシングして、ボールを奪い、さらにゴールをとった日本人。 日本人として誇らしい。 そして、中田に負けてたまるか!(いや、負けるか・・・)という気持ちに、少なくとも、ちょっとだけ、なんとなくなる。 スタンドはガラガラだった。活躍した選手の引退試合とかは別だが、往々にして、こういうチャリティーマッチに地元ファンは興味を示さない。自分の思い込みかもしれないが、今日のゲームはいつものバルサ戦(たとえば下位チームとの試合)より、日本人の観客を多く見た気がする。 この日本当に少しであるが、サッカーの面において日本人であることを誇らしく思えた。きっとその場にいた日本人の人は、多かれ少なかれ同じような感情を抱いていたのではないだろうか。 自分のプレーが他人の幸せになるのか。やっぱ、サッカー選手っていいな。 (最近ちょっと思考がロマンチックな感じになってきてるな、いかん!)
by jets_8_kazu
| 2004-12-01 03:10
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